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水間プロのイベントを終えて

昨日は水間プロが当サロンにお越し頂きました。
最初に子供たちの前でお話をしてくれました。
「最後まであきらめないで打つこと」「整地もしっかりとやること」この2点を今回は話して下さいました。
水間先生も囲碁の観点と言うよりも教育の観点で子供達のことをしっかりと見てくれる先生です。
囲碁を通じて最後までやり遂げることの大切さも学んでほしいとのことでした。
前回の時はたくさんの本を読みましょうとの話をされたと思います。
「言葉」を学ぶことは本当に大事ですべての理解力に影響します。
周りのお母さんたちも「国語」をもっとやらせておいた方が良かったという声もよく聞きます。
インターネット社会になり、ますます人と話す機会が減っています。
また言葉と言っても「名詞」や「動詞」ばかり教えるのはなく、「助詞」や「副詞」なども積極的に勉強していかないといけません。
自分の気持を正しい言葉で表現できることは「ストレス」の軽減にも繋がります。
囲碁はもちろん私の中の軸としてあるのですが、そこから子ども達へたくさんの事を伝えていければと思っています。

水間先生の指導碁です。
先生の子ども達への指導碁も正解を教えて強くするというものではありません。
子ども達へ考える機会をより多く与えるような指導碁です。
「自分の頭で考えて」答えに導くように打つのが私も指導碁と思っています。
言葉ではなく指だけで導くから指導という漢字になったのだと思います。
言葉で正解を教えることは簡単です。
でもそれだけではその時しか使えません。
変化が多すぎる囲碁は「自分で考えるプロセス」こそが本当に大事で、身につけてほしい能力です。

この日は子供が15名参加しましたが水間先生と全員が打つことができました。
文科省の出した新しい指導要領ではこどもたちの生きる力の養成が重要視されています。
その生きる力とは「知識や技能はもちろんのこと、これに加えて、学ぶ意欲や自分で課題を見付け、自ら学び、主体的に判断し、行動し、よりよく問題解決する資質や能力等まで含めたもの」と定義しています。
こういったところは囲碁で存分に伸ばしてあげる事ができるのではないかと私は考えております。
まだまだ試行錯誤を繰り返しながらですが、教育改革にしっかりと囲碁教室もついていけるように努力してまいりたいと思います。


さて、午後からは大人の方の指導碁です。
10名の方にご予約をして頂き満席となりました。
先生の人柄と応援して頂ける皆さんのお蔭です。
大人の指導碁は子供の指導碁とはまた異なります。
「碁の考え方」の本質をしっかりと一人ひとりにあった形で伝えていました。
皆さん先生の丁寧さに驚きさらにファンになったような様子でした^^

最後は高段者4面打ちでした。
内野先生や埜渡先生もしっかりと水間先生に教わっていましたね^^
先生たちの向上心はさすがの一言です。
私も向上心は常にもって何事にも取り組んでいきたいですね!

水間先生には25人連続で打って頂きました。本当にありがとうござます。
前回も今回も「たくさん打って頂きすみません」と声をかけると
「私は打つことが好きだから、打つのはいくらでも打てます。ありがとうございます」と返事をして頂きました。

また頃合いを見て先生にご指導で来て頂ければと思っています。
色々な先生方と協力しながらこれからも囲碁を楽しみ、囲碁で学びを得られる場所にしていきたいと思います。



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