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親子教室×指導碁

こんにちは。囲碁を打ち過ぎてか右手首が痛い藤森です。
しばらくそーっと石を置くようにします(笑)
さて、日曜日の親子教室の写真です。
お姉ちゃんと一緒に来ている3歳の子に試しに囲碁をやってもらったらかなりできるようになりビックリしました^^
実際3歳だと1時間座っていられるだけでも大したものだと思います。
無理なく少しずつ初めてもらえると嬉しいですね。
この日も先生が全員(内野先生、埜渡先生、江口先生、井上先生、私)揃っていましたので子供達もたくさん指導碁を受けられたと思います。
指導碁と言うのはこのぐらいの年代の子供たちであれば、話して教えるのではなく子供たちに囲碁の楽しさや「気付く」体験をいっぱいしてもらうことだと思っています。
もちろん勝たせてあげることもたくさんあります。
なるべく子供達が最近覚えた形や死活に盤面を持っていき、「気付く」チャンスを与えるというのが指導碁の大事な役目です。
人間はインプットしただけでは中々覚えることはできません。
アウトプットをしてこそ長期の記憶に繋がると言われています。
ですからせっかく覚えても囲碁は毎回局面が違うので使う場面が中々こないということもあります。
それだといくら記憶力が良い子供といえど忘れてしまうでしょう。
なのでそのチャンスを増やしてあげることが大事になってきます。
気付くことが難しい時にはヒントも出してあげます。
「この石取られちゃうかな~」「白さん危ないな~」とつぶやいてみたり
もっとヒントが必要そうなら「上手くやるとこの白取れるよ」とか。
ヒントをもらって勝ったとしても、子どもたちが自分で発見した筋で勝てるわけですからとても喜んでくれます。
でもそんな事をして負け続けていると「教育上良くない」とか「先生が甘くみられる」とかの声も聞こえてくるかも知れませんね。
でもそこは安心して下さい。
子どもたちが「発見する喜び」「考える楽しさ」を知ったあたりで
「ついに私も本気を出す時がきたか」とか「スーパーサイヤ人になって戦う日がきたか」とその子が分かりそうな発言をしながら次のステップに進みます(笑)
結局のところ成長段階に応じてやっていくよりありません。
そして最終的に「判断する力」や「考える力」をつけてもらいたいと考えています。
何もかも正解を教えることが大事ではなく、自分で考える力を身に付けることが大事です。
囲碁はそういった訓練にとても有用な種目です。
いつでもどこでも一緒にいるわけではないし、もっと言うと大人にも正解などわからないことはいくらでもあります。
なので「考える機会」をたくさん与えて子供たち自ら決断できるような教育が必要なのではないでしょうか。


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